|
〜想いの蕾・番外編〜 「想いの蕾が芽吹くとき。」それから裏に一時期書いていた「咲き誇る花」を楽しんで読んでくれた方、好きだと言ってくれた方々に捧げます。。。 (少しずつ追加予定) 優しく、キョーコをベッドに横たえた蓮は今から過ごす甘い一時を思い胸を酷く高鳴らせた。 一方キョーコは久々の蓮との再会と初めての行為に緊張がピークにきていたが・・・ 大好きな彼に漸く逢って想いを通わせ・・・この瞬間にその綺麗な瞳に自分の姿が映っていることを確認して嬉しさと幸せな気持ちで一杯になっていた。 「逃がしてあげられない・・・よ?きっと」 熱の篭った視線、熱い吐息・・・蓮の全てにキョーコは翻弄されそうになる。 「逃げません。・・・逃げたくない・・・ここからは。少し怖いけれど」 そう言って蓮の腕に手を添えたキョーコにふわりっと微笑んだ彼は、そっと愛しい少女・・・否、大人の女性へと成長し始めた彼女に口付けた。 「「逢えなかった日々」」の想いの全てを籠めるように。。。。。。 以前交際していた頃には、触れることも見ることも出来なかったキョーコの素肌を間近で眺め・・・そして直に触れられることに蓮は歓喜した。 何度も何度も・・・・心の中で求め・・・・・けれど、キョーコを大切にしたいから・・・ずっと越えなかった一線。あの頃あんなに遠くに感じたソレが・・・・今では・・・こんなにも近い。 「・・・ぁ・・・っう・・・ふ・・」 蓮の念入りな愛撫にキョーコは戸惑いながらも素直に身体を反応させた。 生まれて初めて味わう感覚に蕩けそうになる自分に驚きながらも蓮に触れられている事がたまらなく嬉しかった。 勿論恥ずかしさも比べらモノにならない程感じていた。 しかし、自分の上に微かに感じる蓮の重み温かな体温。彼らしくない荒めの息使いに心が全て奪われていた。 それが恥ずかしさも越えて、自分自身も全身で蓮を求め受け入れようとしていたのだった。 蓮はキョーコの滑らかで白い肌に唇を寄せながら、己の理性を抑えるのに必死だった。 なぜなら・・・・漸く念願叶って彼女との愛を確め合う行為に至ったのは彼も心底嬉しかったのだが・・・いざ・・・っとなると・・・自分の計り知れない欲望が津波の様に押し寄せてきて暴走しそうになる自身が居たから。 初めての彼女になるべく負担を掛けないように・・・怖がらせないように。 彼女にとっても自分にとっても…この「「二人の初めての行為」」を好いものにしたかったから…………. ・・・それこそ、何時までも心に深く刻まれ残るような最高のものに…………… もう蓮自身は痛いほど昂りきっていて余裕何て皆無だったのだけれど、それでも如何にか自分を見失わないでいられるのは心からキョーコを愛して大事にしている想いがあるから。。。 (ハァ・・・・・・かなり・・・・) 蓮は瞼を閉じてキョーコの香りと体温に意識を集中させる。 頭がクラクラして眩暈がする。 こんな事生まれて初めてだ。 もう身体と心…全体で女性を求めて奪いつくしたくなる感覚。 血液が沸騰しそうで・・・胸は苦しいくらいに締め付けられる。 けれど、その痛みは嫌じゃない。。。 なぜだろう・・・・寧ろ、とても心地いい・・・ このまま、世界の全てが止まればイイとさえ思ってしまう俺は、どうかしているのだろうか・・・・・? 「愛してる・・・キョーコ」 言葉にしてしまえば、愛(ソレ)の価値が“ちっぽけ”で“安っぽい”ものになる様な気がする・・・ けれど・・・それでも・・・・ 言葉にしないではイラレナイ。。。。 伝えたい・・・・・ ・・・伝えなきゃいけない。 ― こんなにも俺は君を“愛している”っと ― こんなにも誰かを愛する悦びを教えてくれて有難う・・・・・ それが君で・・・・とても嬉しい・・・ 君は何時だって俺を救ってくれる・・・・・・・・そんな存在。 俺の女神。。。もう絶対に放しはしない。。。。。。。。。。。。。 敦賀さんに触れられた所から熱を帯びていき・・・まるで全身に広がっていくように私を侵食していく。 あられもない声をあげながら両腕をクロスさせた形で目の上に乗せている私の耳元に唇を寄せた敦賀さんはクスっと微笑む。 「顔・・・隠さないで?見たい。ちゃんと」 「っ〜・・・やぁ・・・恥ずかしい・・・」 絶対変な顔してる!きっと・・・今までに見た事も無いアホ面で・・・! もう、こんな状態で・・・こんなコトしているのすら・・・恥ずかしくて死にそうなのに・・・ 思わずウルっ・・・と涙さえ浮かんできてしまう。 「・・・その間々じゃキスも出来ないよ?」 「・・・・」 「キスしたい・・・な。」 「っつ〜〜〜////////」 何処までも甘く・・・優しく・・・ねだる様な声で言われたら抵抗なんて出来ない。 イジワル・・・・たぶん・・・全部知っててやってる・・・敦賀さん。 私が、拒めないことも。。。。 観念して腕を浮かすと見計らったように、彼が腕を剥がして激しく唇に自分のそれを重ねてきた。 「ふっ・・・ん〜〜!」 熱い舌が私の舌を絡めながら吸ったり歯列をなぞったりっと・・・いいように私を弄ぶ。 今までだって・・・深いキスも何度かしてきた筈なのに・・・・ 全然違う。 これまでしたキスとは・・・・・・ 呼吸も困難で唯々敦賀さんの背中にしがみ付いて、キスに答える。 でも、追いつけない・・・・・まるで“食べられちゃう”みたいに貪られて。 キスでさえこれなのに・・・・ この先の行為に私は耐えられるのかな・・・・? 如何にかなってしまいそう------------- 深く強く・・・・・・・・・・・・ 頭から足の先まで・・・・・・・私の身体も心も全て敦賀さんで一杯にして下さい。。。。 貴方の全てを私に刻み付けて・・・? 敦賀さんしか見えないくらいに――― |
| << 前記事(2008/09/20) | トップへ | 後記事(2008/09/27)>> |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
ともにょさま |
拍手お返事w 2008/09/21 10:11 |
ほおぉっっ(≧◇≦)ゞ |
夏那 2008/09/21 22:15 |
夏那さま |
采緋 2008/09/23 17:20 |
| << 前記事(2008/09/20) | トップへ | 後記事(2008/09/27)>> |